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飯嶋桃代による主に蝋を使った彫刻、絵画、インスタレーション。社会と個人、個人と家族の関係性を神話や民話をモチーフに制作。

【開催概要】

展覧会名(日):煙が消えるその前に

展示作家:飯嶋桃代、斎藤英理

会  期:2025年4月3日(木)- 4月13日(日)*会期中無休

開室時間:10:00 ~ 18:00  *入室は17:30まで

観  覧  料:無料

会  場:横浜市民ギャラリー 展示室B1F(〒220-0031 神奈川県横浜市西区宮崎町26-1)

主  催:飯嶋桃代+斎藤英理

助  成:公益財団法人 松浦芸術文化財団

 

 この度、飯嶋桃代と斎藤英理による企画展「煙が消えるその前に」を横浜市民ギャラリーにて開催いたします。本展は、2022年より続けてきたミックスルーツに関するリサーチの成果を発表する場となります。

 日本において「ハーフ」と呼ばれる人々を取り巻く環境は、ルッキズムの問題と深く関係しています。戦後直後の露骨な差別とは異なり、現在では、通りすがりの視線や無意識的な差別を含む質問として当事者に投げかけられます。それは立ちのぼっては消える煙のように曖昧でありながら、決して拭い去ることのできない痛みとなって当事者の心の底に蓄積されていきます。

 本展は、このような違和感の由来を探ることを目的とし、飯嶋の彫刻作品、斎藤の映像作品を中心に、2人の往復書簡で制作されたドローイングやコラージュ、写真、メモなどのインスタレーションによって構成されています。

 本展を通じて、個々の作品が交差しながら問いかける「まなざし」や「記憶」、そして消え去ることのない声に耳を傾けていただければ幸いです。

 

【イベント】

本展にあわせて、出展作家2名によるギャラリートークを開催します。展示作品や本展のテーマについて語りながら、制作背景やリサーチについてもご紹介します。どなたでもご参加いただけますので、下記お時間までにぜひ展示室へお越しください。

※トーク中は会場内が通常より賑やかになる可能性があります。静かな環境での鑑賞をご希望の方は、別の時間帯にご来場いただくことをおすすめします。

ギャラリートーク

日時:2024年4月5日(土)15:00~(1時間程度)

会場:横浜市民ギャラリー 地下1階展示室

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